【10月23日 AFP】19-20NBAは22日、新シーズンが開幕し、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)とロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)の一戦は、新加入のカワイ・レナード(Kawhi Leonard)が活躍したクリッパーズがレブロン・ジェームズ(LeBron James)擁するレイカーズを上回り、112-102で勝利して開幕白星スタートを切った。

 ファイナル王者のタイトルを置き土産にトロント・ラプターズ(Toronto Raptor)を昨季限りで離れたレナードは、デビュー戦から早速エンジン全開でチームをけん引した。チームは積極的にリングを攻め、簡単なターンオーバーを誘い、しつこいディフェンスでジェームズと新たな相棒のアンソニー・デイビス(Anthony Davis)に仕事をさせなかった。

 レナードは試合最多の30得点を記録し、6リバウンドと5アシストもマーク。ガードのルー・ウィリアムズ(Lou Williams)はベンチスタートから21得点を挙げ、パワーフォワードのモントレズ・ハレル(Montrezl Harrell)も17得点7リバウンドを記録した。

 一方のレイカーズはこのオフに戦力を入れ替え、37勝45敗とふがいない成績だった昨シーズンをはじめ、6季連続でプレーオフ進出を逃している状況からの巻き返しを図っているが、この日はジェームズがフィールドゴール19本中7本成功で18得点、デイビスも同21本中8本で25得点だった。

 また、レイカーズはベンチメンバーで二桁得点を挙げることができた選手が一人もおらず、先発以外の得点で19-60とクリッパーズに圧倒された。(c)AFP