【10月23日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は22日、グループB第3節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-2でオリンピアコス(Olympiacos)に勝利した。しかし苦戦の末の白星に、主将のマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は不満を隠そうとしなかった。

 ユセフ・エル・アラビ(Youssef El-Arabi)のゴールで先制を許したバイエルンは、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のつくったチャンスからロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が2ゴールを挙げて逆転した。レワンドフスキはこれで12試合連続ゴールとなり、今季公式戦は13試合で18ゴールと、驚異的なペースで得点を量産し続けている。

 さらにチームは、コランタン・トリソ(Corentin Tolisso)の見事なシュートで3点目。しかしその後はギジェルメ(Guilherme dos Santos Torres)の得点で1点差に迫られ、最後の10分間も気の抜けない展開を強いられるという、ドイツ王者としては不安な内容になった。

 バイエルンはリーグ戦で、前々節は1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に1-2でまさかの敗戦、前節はFCアウクスブルク(FC Augsburg)と2-2の引き分けと、ここ2試合勝利から遠ざかっている。

 ノイアーはそのことを指しながら「また難しい試合にしてしまった」「もっと自分たちらしいサッカーをする必要があるし、全員がもっとパフォーマンスを上げないと」「問題は、いつも2失点していて3点取らないといけないことだ」とコメントした。(c)AFP