【10月23日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2019)は22日、準決勝の第2戦が行われ、アル・ヒラル(Al Hilal、サウジアラビア)は2-4でアル・サード(Al-Sadd、カタール)に敗れたものの、2戦合計スコアを6-5として決勝進出を決めた。

 初戦を4-1で勝利していたアル・ヒラルは、ホームのリヤドでアル・サードが大差をひっくり返すために特別な努力が必要なことを把握しており、余裕があるように思われた。

 ただ、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督率いるアル・サードは、前半の4分間に3点を奪ったもののわずか1点差で勝利には届かず、サウード国王大学スタジアム(King Saud University Stadium)に詰め掛けた観客は胸をなで下ろした。

 終了間際にはアル・サードがペナルティーエリアのすぐ外でFKを獲得したことで、この一戦はより印象的な終わりを迎えることになったが、南泰煕(Tae-Hee Nam、ナム・テヒ)の蹴ったボールはGKに防がれ、アル・ヒラルはここ6年間で3度目となる決勝進出を決めた。アル・ヒラルは、2014年大会と17年大会を準優勝で終えている。(c)AFP