【10月22日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが21日に発表され、前週のヨーロピアン・オープン（European Open 2019）で優勝を飾った元世界1位のアンディ・マレー（Andy Murray、英国）が、116ランク上げて127位にジャンプアップした。

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　キャリア続行の望みを懸けた股関節手術からの本格復帰を目指しているマレーは、同大会の決勝で大会第4シードのスタン・ワウリンカ（Stan Wawrinka、スイス）を3-6、6-4、6-4で下し、約2年ぶりとなるツアー優勝を果たしていた。

　四大大会（グランドスラム）で3勝を挙げ、2016年11月から2017年8月まで41週にわたり世界1位の座を維持したマレーは、股関節のけがにより現役引退の恐れもあった昨年7月には、同ランキングで839位にまで沈んでいた。

　今年の9月末には順位を503位に落としたものの3週間で376ランクアップを果たしたマレーは、妻が第3子の出産を控えているため、今後は休養を取るとみられている。

　一方、首位の座を守ったノバク・ジョコビッチ（Novak Djokovic、セルビア）の通算在位期間は273週となり、2位のラファエル・ナダル（Rafael Nadal、スペイン）に320ポイント差をつけている。

　また、錦織圭（Kei Nishikori）が順位を一つ上げて8位に、逆にカレン・ハチャノフ（Karen Khachanov、ロシア）は1ランクダウンして9位になっており、トップ10は他に変動がなかった。

　最新ATPランキングは以下の通り。

1位：ノバク・ジョコビッチ/9545ポイント
2位：ラファエル・ナダル/9225ポイント
3位：ロジャー・フェデラー（Roger Federer、スイス）/6950ポイント
4位：ダニール・メドベージェフ（Daniil Medvedev、ロシア）/5920ポイント
5位：ドミニク・ティエム（Dominic Thiem、オーストリア）/5085ポイント
6位：アレクサンダー・ズベレフ（Alexander Zverev、ドイツ）/4425ポイント
7位：ステファノス・チチパス（Stefanos Tsitsipas、ギリシャ）/3740ポイント
8位：錦織圭/2860ポイント
9位：カレン・ハチャノフ/2785ポイント
10位：ロベルト・バウティスタ・アグト（Roberto Bautista Agut、スペイン）/2575ポイント
127位：アンディ・マレー/442ポイント

(c)AFP