【10月21日 AFP】南米ボリビアで20日、任期満了に伴う大統領選の投票が行われた。選挙当局が発表した一部の集計結果によると、現職のエボ・モラレス(Evo Morales)大統領が優勢である一方、対抗馬のカルロス・メサ(Carlos Mesa)元大統領との歴史的な決選投票に持ち込まれる公算が大きい。

 最高選挙裁判所(TSE)による集計の結果(開票率84%)、4期目を狙うモラレス氏の得票率は45%で、メサ氏は38%だった。

 2005年に大統領に選出されたモラレス氏は、ボリビア初となる先住民族出身の大統領。過去の選挙では全て1回目の投票で勝利しており、決選投票に持ち込まれるのは初めて。(c)AFP