【10月19日 AFP】19日に行われたラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)準々決勝で、母国オーストラリアを40-16で退けて4強入りを決めたイングランドのエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は、チームに対して間近にいる「より優れたサムライ」に対して備えるよう求めた。

 屋根が閉じられた大分スポーツ公園総合競技場(Oita Stadium)での一戦で、イングランドはオーストラリアに対して史上最多タイとなる24点差をつけた。

 2015年の母国大会(Rugby World Cup 2015)で、イングランドはトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)でのオーストラリア戦に13-33で敗れてプールステージでの敗退を喫したが、その後ジョーンズHCが就任してからは、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)とのテストマッチでの連勝を7に伸ばしている。

 試合を前にしてジョーンズHCは、イングランドの選手を侍になぞらえていたが、試合後再びそれについて口にし、「きょうは、やるかやられるかの試合だった。最高のサムライというのは、常に計画を持っていながらも変化に対応できて、冷静な頭を持ちながらも攻撃性に満ちている。きょうのわれわれはそういう状態だったと思う」とコメントした。

「より良くなっていけるのかというのが挑戦だ。なぜなら、いつだって間近にはより良いサムライがいるのだから」 (c)AFP