【10月18日 AFP】米電子たばこメーカー大手のジュール・ラブズ(JUUL Labs)は17日、米国内での一部フレーバー付き電子たばこの販売を終了すると発表した。電子たばこをめぐっては、米政府が全国的な禁止に向けて準備を進めている。

 ジュールが販売を終了するのは、マンゴーとクリーム、フルーツ、キュウリ風味の電子たばこ。たばこやメンソール、ミント風味の電子たばこの販売は継続するという。 

 電子たばこの使用に関連した肺疾患が不可解な広がりを見せ、24州で少なくとも33人の死者が出ていることから、連邦保健当局は、電子たばこに関する新規制の確定作業を行っている。

 米疾病対策センター(CDC)の今月15日の時点でのまとめによると、関連する肺疾患の患者数は、疑い例も含めて1479人に上っているという。(c)AFP