【10月18日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の弾劾調査で中心的役割を担ってきた民主党の重鎮、イライジャ・カミングス(Elijah Cummings)議員が17日、68歳で死去した。カミングス議員の事務所が明らかにした。

 カミングス議員の事務所は、同議員は地元選挙区ボルティモア(Baltimore)の病院で「長期的な健康上の問題に関連した合併症」により死亡したと発表したが、死因は明らかにしていない。

 下院監視・政府改革委員長として高く評価されていた同議員は、トランプ大統領の弾劾調査で中心的な役割を担い、ここ数か月は大統領と繰り返し衝突していた。

 このほかカミングス氏は、トランプ政権による対メキシコ国境沿いでの移民の扱いや、来年の国勢調査に市民権に関する質問を加えようとする同政権の動きについても、調査を指揮した。(c)AFP/Daniel WOOLLS