【10月17日 AFP】フィリピン大統領府は17日、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領(74)が軽微なバイク事故を起こし、軽傷を負ったと発表した。

 フィリピン大統領府のサルバドール・パネロ(Salvador Panelo)報道官によると、事故があったのは前日16日夜、首都マニラのマラカニアン宮殿(Malacanang Palace、大統領府)の構内。

「大統領は靴に触れようとしてバイクから落下して軽いけがをした。片肘と片膝に軽い青あざと擦り傷ができた」と、パネロ氏は説明。大事には至っておらず、大統領は現在安静にしているという。

 これに対し、ドゥテルテ氏の元側近のクリストファー・ゴー(Christopher Go)氏は記者らに対し、大統領は「衝突」事故を起こし腰の痛みを訴えているが、入院はしていないと話していた。

 ゴー氏はその後、正装したドゥテルテ氏が、ヘルメットなどを着けずに舗装された道を夜間にバイクで走る様子を捉えた動画を公開。ただこの動画には、事故の瞬間は映っていない。(c)AFP