【10月17日 AFP】ラグビーニュージーランド代表のスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)ヘッドコーチ(HC)は17日、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)準々決勝のアイルランド戦に向けたメンバーを発表し、CTBソニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)がベンチスタートとなり、CTBライアン・クロッティー(Ryan Crotty)は登録外となった。

 CTBでは好調のアントン・リエナートブラウン(Anton Lienert-Brown)とジャック・グッドヒュー(Jack Goodhue)が先発に名を連ね、FBボーデン・バレット(Beauden Barrett)はジョージ・ブリッジ(George Bridge)、セブ・リース(Sevu Reece)とバックスリーを組む。

 リッチー・モウンガ(Richie Mo'unga)はSOで起用され、レギュラーのSHアーロン・スミス(Aaron Smith)と並んでプレーする。

 ナンバー8にはキャプテンのキーラン・リード(Kieran Read)が入り、FLのサム・ケイン(Sam Cane)、アーディ・サベア(Ardie Savea)とラインを形成する。

 また、LOにはブロディー・レタリック(Brodie Retallick)とサム・ホワイトロック(Sam Whitelock)が、PRにはジョー・ムーディー(Joe Moody)とネポ・ラウララ(Nepo Laulala)が、HOにはコディー・テイラー(Codie Taylor)が入った。

 ハンセンHCは「チームはエネルギーで満ちあふれていて、高揚感がある。負ければ終わりになる大会の段階では普通のことだ。両チームにさらなるプレッシャーがかかるだろう」とコメントした。

「23人の登録メンバーにはありとあらゆるタイプをまぜ、絶好調の選手を選んだつもり。このチームにはW杯の決勝トーナメントの経験が豊富な選手が多い」

「現時点でのチームのレベルにとても満足している。肉体的で激しい一戦になるだろうが、チームはまさに必要とされる状態にあると思う」

 ニュージーランドとアイルランドのW杯準々決勝は19日、東京スタジアム(Tokyo Stadium)で行われる。(c)AFP