【10月17日 Xinhua News】中国自動車大手の北京汽車集団(BAIC Group、北汽集団)は15日、北京市で新ブランド発表会を開催し、乗用車の独自ブランド「BEIJING」を発表した。また、「BEIJING」ブランド初の純電気自動車(BEV)「EU7」と、初のコンセプトカー「Illuminate」を初披露した。上海証券報が伝えた。

 北汽集団傘下の新エネルギー車(NEV)会社である北汽新能源の于立国(Yu Liguo)副総経理によると、北汽集団は今後5年内に、「BEIJING」の研究開発に200億元(1元=約15円)を投じ、新たに2本の生産ラインを建設する計画だ。一つ目は、ハイブリッドカー生産ラインBMFAだ。二つ目は高級BEV専門の生産ラインBE22で、今後、「BEIJING」ブランドの6車種超の高級BEVはここで生産される。

「BEIJING」ブランド営業チームも発表会に初めて参加した。北汽集団営業業務委員会の李一秀(Li Yixiu)主任によると、「BEIJING」は新たなサービスプラットフォームを採用、アプリ「智恵管家」を用いて、利用者に購入アシスト、充電、モビリティーサービス、ネットワーキングなど、全天候型でワンストップのサービスを提供する。李氏は、「BEIJINGブランドの4S店(販売、部品交換、アフターサービス、情報フィードバックの4サービスを提供するディーラーを指す)は、自動車販売だけでなく、ファイナンスリースや金融、モビリティーサービス、買い替え、充電・電池交換を取り扱う自動車センターとなる」と述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News