【10月17日 Xinhua News】中国海軍ミサイル駆逐艦「太原(Taiyuan)」は16日午前、日本訪問を終え、都内の晴海埠頭(ふとう)から帰途についた。途中、日本側の要請に応え、東京湾以南の海域で海上自衛隊の護衛艦「さみだれ(JS Samidare)」と縦隊、横隊、陣形など編隊航行や信号灯通信の海上合同訓練を行った。

 各訓練が終わった後、別れの式典を行い、乗組員が艦橋に整列し、互いにあいさつし、別れを告げた。午後4時ごろ合同訓練はつつがなく終了した。「太原」の石磊(Shi Lei)艦長は今回の合同訓練について双方の相互理解と実務協力の増進にプラスになったと説明した。

「太原」は10日、日本に到着した。帰国の際、在日本中国大使館関係者や在日華僑・華人、留学生、中国企業、友好団体の代表、日本の海上自衛隊将兵ら200人余りが見送った。(c)Xinhua News/AFPBB News