【10月20日 CNS】国際的なアイスクリームビジネスを促進する「第22回中国アイスクリーム・冷凍食品産業博覧会(Ice Cream China 2019)」が14日、中国・天津市(Tianjin)の梅江国際会議展示センターで開催された。国内外から400を超えるアイスクリーム業界の有名ブランドや大手企業、サプライヤー企業、流通企業が集結。イタリア、ドイツ、ロシアなど50か国から1000人以上のビジネス代表が商品の購入や交渉に駆けつけた。

 博覧会はアイスクリームや冷凍食に関するあらゆるビジネスを促進する目的で、商談や情報収集がしやすいよう、「専用機械設備」、「補助原料」、「ブランド品」、「高級アイスと原料機械」、「VIPブース」という5つの展示エリアを設けた。

 会場総面積は4.2万平方メートルで、中国ブランドは伊利(Yili Industrial Group)、蒙牛乳業(China Mengniu Dairy)、八喜(Baxy)などが出展。国際的なアイスクリーム製造業者やサプライヤー企業が40社近く参加して最新の商品と国際市場の先端情報を持ち寄り、博覧会は国際色、高級感豊かに活況を呈した。

 博覧会組織委員会の張小弘(Zhang Xiaohong)主任は「経済発展と市民生活の向上により、中国はアイスクリームの製造大国、消費大国になった」と説明。アイスクリーム博覧会はその成長をさらに後押しする役割を果たし、中国で大規模な食品・飲料関係の見本市として有名な広州交易会、全国糖酒会、チャイナベーカリーフェアに続く国内有数の食品フェアとなっている。 (c)CNS/JCM/AFPBB News