【10月17日 CNS】中国の桜の名所として知られる中国・湖北省(Hubei)の武漢大学(Wuhan University)キャンパスで、10月にもかかわらず桜が大輪の花を咲かせている。中心が薄いピンク、周囲を白色でかたどった花びらは、「実りの秋」の季節の中でもひときわ注目を集め、多くの学生や観光客を魅了している。桜の下で人々は足を止め、桜をめでながらカメラやスマートフォンで珍しい光景を撮影している。

 武漢市は秋に入って暖かい天気が続いている。これが植物に春が到来したと思わせる「美しい誤解」を生じさせ、桜の開花につながった。今春の武漢大学の桜の開花日は3月19日だった。地元の人らは1年で2度、桜を楽しんでいる。(c)CNS/JCM/AFPBB News