【10月16日 CNS】中国・山東省(Shandong)青島(Qingdao)西海岸新区で13日、地元の紅門少年消防団が防災訓練を体験し、「小さな消防士」たちが防災の心得を学んだ。

 少年消防団には青島市内の幼稚園児や小学生ら3〜12歳の200人以上が所属。指導官から消防に関する基礎知識を学び、消防訓練を実施した。

 消防車の内部を見て給水や放水の仕組みを教わり、運転席でハンドルを握りながら無線通信を体験。災害現場を想定し、バケツを手にして障害物を越える訓練もした。

 子どもたちに付き添った指導官は「子どもの成長期に消防安全意識を身につけることで、子どもから家庭へ、家庭から社会全体へ防災意識が広がることを期待しています」と話している。(c)CNS/JCM/AFPBB News