【10月16日 AFP】米グーグル(Google)は15日、ニューヨークで開いたイベントで、同社製スマートフォンの最新モデル「Pixel 4(ピクセル・フォー)」を発表した。手をかざすだけで操作が可能なジェスチャー認識などの新機能を搭載し、スマホ市場でのシェア拡大を目指す。

 Pixel 4は10月24日に発売され、米国での価格は画面サイズ5.7インチのモデルが799ドル(約8万7000円)から、同6.3インチの「XL」モデルが899ドル(約9万8000円)から。全モデルからカメラ性能が改善され、人工知能(AI)を利用したズーム機能強化や夜間撮影機能の向上を実現しているほか、星空撮影に特化した機能もある。

 またグーグルが開発を進めてきたジェスチャー認識技術も搭載。手をかざしたり振ったりすることでアラームの停止や曲送りなどの基本操作を行うことが可能となる。さらにアップル(Apple)の「iPhone(アイフォーン)」などの競合スマホに搭載されているものと似た顔認証によるロック解除機能も搭載された。

 グーグルはさらに、スマートホーム端末「ネスト(Nest)」やノートパソコン「クロームブック(Chromebook)」、ワイヤレスイヤホンの新モデルを披露。また、ゲーム配信サービス「Stadia(ステイディア)」の開始日が11月19日となることも発表した。(c)AFP/Glenn Chapman in San Francisco / Daniel HOFFMAN