【10月17日 Xinhua News】静かに開く大きなハスの花、それを取り囲む8人の色鮮やかな飛天(天人・天女)。琴を弾く者もいれば、蕭(縦笛)を奏でる者、鼓を打つ者も…。 

 中国河北省(Hebei)邯鄲市(Handan)峰峰(Fengfeng)鉱区にある響堂山(Xiangtangshan)千仏洞石窟の最上部の浮き彫りは、あたかも目の前で天女が羽衣の舞を舞っているようにみえ、1400年以上の歳月を経ても往時の華やかさを残す。 

 同石窟は東魏・北斉時代(534年~577年)に開削され、隋から明にかけての各時代に規模が拡張された。現在は16の石窟と4000体を超える彫像が残されている。(c)Xinhua News/AFPBB News