【10月15日 AFP】保守派の言論を抑圧していると非難されている交流サイト(SNS)最大手、米フェイスブック(Facebook)のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)は14日、言論の自由などについて意見交換をするために、右派の政治家やメディア業界人を最近夕食に招いているとの報道について事実だと認めた。

 米政治専門メディア「ポリティコ(Politico)」によると、ザッカーバーグ氏はカリフォルニア州に複数所有する邸宅で開いた小人数での非公式の夕食会に、米FOXニュース(Fox News)の司会者タッカー・カールソン(Tucker Carlson)氏や、共和党のリンゼー・グラム(Lindsey Graham)上院議員らを招いたという。

 このことについてザッカーバーグ氏は、「新しい人々と会い、幅広い視点から意見を聞くことは学びの一部だ。皆さんがやったことがなければ、お勧めする!」とフェイスブックに投稿した。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はしばしば、ソーシャルメディアが根拠なく自分や自分の支持者を差別していると不満を漏らしている。(c)AFP