【10月15日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は14日、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領との電話会談で、シリアへの「侵攻」をやめるよう強く要請した。マイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領が明らかにした。

 ペンス氏が報道陣に語ったところによると、トランプ氏はエルドアン氏に対し「侵攻をやめ、即時停戦し、シリアのクルド人部隊との交渉を開始」するよう強く促した。

 ペンス氏はトランプ氏の要請で緊急にトルコを訪問すると述べ、「(トランプ氏から)代表団を率いるよう命じられた。停戦と交渉による和解を目指し、可能な限り早く出発し当該地域に入りたい」と語った。

 シリア北部のクルド人部隊に対しトルコ軍が攻勢を強める中、トランプ大統領は同地域からの米軍部隊1000人の撤退を指示したばかり。(c)AFP