【10月14日 AFP】19NFLは13日、第6週の試合が各地で行われ、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)は鉄壁の守備を見せてロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)を20-7で下し、今季の無敗を維持した。

 フォーティーナイナーズはRBテビン・コールマン(Tevin Coleman)とQBジミー・ガロポロ(Jimmy Garoppolo)のタッチダウンに加え、ロビー・ゴウルド(Robbie Gould)が決めた2本のフィールドゴール(FG)で得点を重ね、1990年シーズン以来の開幕5連勝を飾った。

 対するラムズは、第1クオーターにWRロバート・ウッズ(Robert Woods)が決めたタッチダウン1本にとどまり、3連敗を喫して今季の通算成績も3勝3敗に後退した。

 その他では、ヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)がカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)戦で連続20点の猛攻を見せるなどし、敵地アローヘッド・スタジアム(Arrowhead Stadium)で31-24の接戦を制した。

 テキサンズはQBデショーン・ワトソン(DeShaun Watson)がタッチダウンパス1本を含めてパスで合計280ヤードを記録したほか、自らも2本のタッチダウンランを決め、チーフスの司令塔パトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)とのNFL屈指の若手QB対決を制した。

 一方のチーフスは、けがで戦列を離れていたタイリーク・ヒル(Tyreek Hill)の復帰戦を台無しにした上に、チームも2連敗を喫してしまった。

 ボルティモア・レイブンズ(Baltimore Ravens)は、QBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)が攻撃で合計400ヤードに迫る活躍を見せ、今季は開幕から一つも勝ち星がないシンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)を23-17で退けた。

 カロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)は、英ロンドンで行われたタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)戦に37-26で勝利。敵地に乗り込んだシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)は、クリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)に32-28で競り勝ち、2013年シーズン以来の好成績となる5勝1敗に更新した。(c)AFP