【10月15日 CNS】先天性心疾患があるチベットの子どもたち26人が10日、北京の有名店「全聚徳(ぜんしゅとく、Quanjude)」和平門店を訪れ、北京ダックを堪能した。子どもたちは心臓の手術を受けるため北京を訪れており、名物料理で力を蓄えた。

 中国赤十字基金(CRCF)は8月、北京安貞病院と連携し、チベット・ナクチュ地区で先天性心疾患のある子どもの集団検査を実施。300人以上の子どもを検査し、一部の子どもが北京で手術を受けることになった。

 一連の費用は、企業のチャリティー基金から145万7000元(約2230万円)、中国赤十字基金から54万3000元(約830万円)が支出された。子どもたちは11日から順番に手術を受けている。(c)CNS/JCM/AFPBB News