痛烈KO負けの米ボクサー、昏睡状態に 米報道
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【10月13日 AFP】(更新)米シカゴで12日に行われたボクシング、スーパーウエルター級の一戦で、KO負けを喫したボクサーが病院に搬送され、頭部の重傷で昏睡(こんすい)状態にあると米メディアが報じた。
試合を中継したライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」によると、昏睡状態にあるのはチャールズ・コンウェル(Charles Conwell、米国)に危険な形でKO負けを喫したパトリック・デイ(Patrick Day、米国)。
担架でリングから運び出されたデイは、意識がないまま試合会場のウィントラスト・アリーナ(Wintrust Arena)に待機していた救急車に乗せられた。ダゾーンによれば、車内でけいれん発作を起こし、到着した病院で人工呼吸器が必要だったという。
また米スポーツ専門チャンネルESPNは、デイが脳の緊急手術を受け、昏睡状態にあると報じているが、昏睡に陥ったのか、それとも人工的にその状態に置かれているのかは明らかにしていない。
頭部の負傷についても詳しいことは分かっていない。プロモーターのマッチルーム・ボクシング(Matchroom Boxing)は、デイが地元の病院へ搬送されたと述べた以外は、12日夜の時点で正式な発表を行っていない。
対戦相手のコンウェルは2016年のリオデジャネイロ五輪に米国代表として出場した選手で、試合後には自身のツイッター(Twitter)を更新し、「パットのために祈ってほしい! どうか無事に戻ってきてくれ!」と書き込んでいる。
試合は王者ドミトリー・ビボル(Dmitry Bivol、ロシア)対レニン・カスティーリョ(Lenin Castillo、ドミニカ共和国)のWBA世界ライトヘビー級タイトルマッチのアンダーカードとして行われた。
試合を支配したコンウェルは、4回と8回にダウンを奪って迎えた10回、右のパンチでデイをよろめかせ、続けざまに強烈な左フックをたたきこんだ。デイはそのままあおむけに倒れて後頭部を激しくキャンバスに打ちつけ、レフェリーは10回1分46秒で試合終了を宣告した。
デイはそのあとしばらくリング上で治療を受けた後、担架で運び出された。6月の敗戦からの再起を目指していたところで、2013年のプロ転向後の戦績は、17勝4敗1分けとなっている。(c)AFP