【10月13日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は13日、プールAの試合が行われ、日本は28-21でスコットランドに勝利してプール首位に立ち、初の決勝トーナメント進出を決めた。

 日本は福岡堅樹(Kenki Fukuoka)が2トライ、松島幸太朗(Kotaro Matsushima)も1トライを決めると、スコットランドの後半の追い上げを振り切って勝利をつかみ、6万7000人の観衆を沸かせた。

 ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)は、20日の準々決勝で南アフリカと対戦する。

 日本は松島が今大会通算五つ目のトライを奪取すると、稲垣啓太(Keita Inagaki)と福岡にもトライが生まれ、前半を21-7で折り返した。

 スコットランドは後半に2トライを挙げたが、日本はその後の反撃を抑え込み、2015年のイングランド大会(Rugby World Cup 2015)で敗れた相手にリベンジを果たした。

 日本のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)は試合後「チームはW杯全体のためにしっかりと準備を整えてきた。選手たちは毎週、身を切る覚悟で戦っている」とコメント。

「しかし今夜は、また一つ違うレベルに達したと思う。選手たちはスコットランド側と同じように試合を求めていた。出し得る限りの力を出し切った」

「経験豊富な選手から経験の少ない選手まで、試合に出た全員が150パーセントを出した。大きなテストマッチでは、そういったことは欠かせない」 (c)AFP