【10月12日 AFP】米誌フォーブス(Forbes)は10日、米シェアオフィス大手ウィーワーク(WeWork)の共同設立者アダム・ニューマン(Adam Neumann)氏の推定純資産から30億ドル(約3000億円)以上を差し引いた。ウィーワークの将来性については疑問視されている。

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 フォーブスは今年、ニューマン氏の保有資産を41億ドル(約4400億円)と推定し、「世界の富豪リスト」に選んでいたが、この資産額を6億ドル(約650億円)に引き下げた。引き下げ後の資産も決して少額ではないが、多額の急落となった。

 ニューマン氏は型破りな事業や運営で米ウォール街(Wall Street)やシリコンバレー(Silicon Valley)をけん引してきたが、先月、ウィーワークの最高経営責任者(CEO)を辞職すると発表した。

 同氏の事業に対する大胆な手法は、日本のソフトバンク(SoftBank)など主要な出資者らから支持を受けていた。(c)AFP