【10月11日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(2019 Shanghai Rolex Masters)は11日、シングルス準々決勝が行われ、大会第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が6-3、6-7(7-9)、6-3で第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を下し、4強入りを決めた。

 この日は第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に敗れており、フェデラーはそれに続いて敗退が決まった。

 ズベレフは準決勝で、第4シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)と第11シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)の勝者と対戦する。

 一方でフェデラーは、怒りにまかせてコート外にボールを打ち込み、1ポイントのペナルティーを受けた。

 四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇るフェデラーは、第2セットで五つのマッチポイントをしのいだが、その後アンパイアと言い争った。

 男子テニス界の新世代に注目が集まる中で、フェデラーはトレードマークともいえる冷静さを失い、第3セットのゲームカウント0-3、15-30の場面でポイントペナルティーを受けている。(c)AFP