【10月9日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は9日、プールDの試合が行われ、ジョシュ・アダムス(Josh Adams)が見事なハットトリックを記録したウェールズは、フィジーから29-17でボーナスポイント付きの勝利を収めた。この結果、同プールはウェールズとオーストラリアの準々決勝進出が決まった。

 フィジーは流れるようなプレーから最初の8分間で2トライを記録。しかしその後、シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2019)王者のウェールズが反撃し、68分にリアム・ウィリアムズ(Liam Williams)がトライを決めてフィジーに引導を渡した。

 この結果により、オーストラリアも11日に行われるジョージアとのプール最終戦を前に8強入りを決めた。

 しかしウェールズは、ウィリアムズと空中で接触した司令塔のダン・ビガー(Dan Biggar)に脳振とうの疑いがあるほか、アダムスも17-17の均衡を破るこの日3つ目のトライを決めた後に膝を負傷しており、勝利の大きな代償を払わなくてはいけない可能性がある。(c)AFP/Chris FOLEY