【10月10日 CNS】中国の文化・旅行部は、各地の文化・旅行部門と通信キャリア、オンライン旅行サービス企業などのデータを合わせ、総合的な積算を行った結果、2019年の国慶節7連休の間に中国国内の旅行客はのべ7億8200万人、前年同期比7.81%増、観光収入6497億1000万元(約9兆7650億円)、前年同期比8.47%増になったと明らかにした。

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 海外旅行については、同期間に出入国した旅行客は1日平均198万人、7日間合計で出国した人数はのべ700万人を突破した。

 数年前までの長期休暇に中国人が海外で爆買いをした状況とは異なり、今年の長期休暇で海外に出た旅行客は心身のリラックスをより大切にし、以前のような便座や感冒薬、電気炊飯器などの爆買いや、コンテナに大量の商品を入れて持ち帰るような現象はほとんど見られていない。

 国慶節の期間中、日本、タイ、マレーシアなどへの旅行は依然人気が高かったほか、チェコ、オーストリア、ハンガリーなどの国への旅行もオンライン予約は2桁を超える増加率となった。(c)CNS/JCM/AFPBB News