【10月9日 AFP】サッカー元スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovi)の銅像が、プロキャリアをスタートさせた故郷のクラブ、マルメFF(Malmo FF)のホームスタジアムの外に建てられ、8日に除幕式が行われた。

 サッカー選手としてスウェーデン一の知名度を誇るイブラヒモビッチは、「全ての始まりの場所」で自身が不滅の存在になったことに感激しながら、「出身や住んでいる場所、見た目は関係ない。この像は何でも可能だということの象徴だ」と語った。

 完成には5年を要したが、国内の彫刻家ピーター・リンデ(Peter Linde)氏が手掛けた作品は見事な出来で、高さは身長195センチの本人よりも大きい270センチ、重さは500キロある。他にはフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)で数シーズンを過ごしたパリのグレバン(Grevin)ろう人形館にも、イブラヒモビッチのろう人形が展示されている。

 イブラヒモビッチは旧ユーゴスラビア移民の両親のもとに生まれ、ギャング同士の抗争で悪名高かったマルメ(Malmo)近郊のローゼンゴード(Rosengard)で、難しい環境の中で幼少期を過ごした。

 マルメでプロ入りした後は、アヤックス(Ajax)、ユベントス(Juventus)、インテル(Inter Milan)、FCバルセロナ(FC Barcelona)、ACミラン(AC Milan)、PSG、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーし、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(LA Galaxy)へ移籍した。特にオランダからイタリア、スペイン、フランスへと渡り歩いた16年間では、八百長により優勝が取り消されたユベントスを含めれば、全チームで計13回のリーグ優勝に貢献し、選手としての評価を確立した。

 現在所属するギャラクシーは、MLSのプレーオフに進出しており、20日にミネソタ・ユナイテッドFC(Minnesota United FC)とのプレーオフ1回戦に臨む。

 スウェーデン代表でも2001年から2016年までチームのエースとして君臨し、代表116試合で62ゴールを挙げた。故郷のマルメでは、イブラヒモビッチは今も町の象徴として扱われている。(c)AFP