【10月9日 AFP】ドイツ西部トリーア(Trier)近郊で8日、米軍のF16戦闘機が墜落した。操縦士は緊急脱出し、無事だった。ドイツ空軍がAFPに明らかにした。

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 事故現場近くのシュパンダーレム(Spangdahlem)米空軍基地は、同機が「通常の訓練飛行」中に墜落したと認め、操縦士が「軽傷を負った状態で救助された」と述べた。

 地元警察は、同日午後3時15分(日本時間同10時15分)ごろ、複数の通報を受けてツェンマー(Zemmer)近くの現場に急行したと発表。現場付近では複数の道路を含む広範囲が封鎖されたと述べ、付近一帯には近づかないよう呼び掛けた。

 ドイツでは近年、資金不足に陥っている自国軍の航空機を含む軍用機の墜落事故が相次いでいる。(c)AFP