農村高齢者世帯の「ぬくもりの家」を訪ねて 中国・江西省
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【10月12日 Xinhua News】中国の農村部ではここ数年、「空巣老人」(1人または夫婦のみで生活する高齢者)にいかに食事を保障するかが問題となっている。江西省(Jiangxi)南昌市(Nanchang)南昌県はこの問題を解決するため、新築物件または遊休不動産を利用して、各郷・鎮の村に養老サービスセンター103カ所を設置した。
「政府の負担、社会・企業の寄付、村の収入からの拠出、公益団体の資金援助」の資金調達で専門職員を招聘(しょうへい)し、夫婦2人暮らしや1人暮らしの高齢者および「五保サポート」(衣・食・住・医療・葬儀の保障)を受ける高齢者に毎日2食分の食事を無料で提供することで、食事と安心、ぬくもりを届けるとともに、養老サービスセンターに持続的な発展の原動力を与えている。(c)Xinhua News/AFPBB News