【10月7日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2019)第12戦、ウェールズ・ラリーGB(Wales Rally GB 2019)は6日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が優勝を果たし、初の総合優勝に一歩近付いた。

 直近7レースで5勝を収めている31歳のタナックは、最終パワーステージで最大ボーナスポイントを獲得し、今大会を締めくくった。

 今季はあと2レースとなっており、タナックは今月末に行われる第13戦のラリー・スペイン(Rally De Espana 2019)を制覇すれば年間優勝が決まる。

 タナックは年間王者を争うライバルを退けたが、2位に入ったヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)とは10.9秒しか差がつかず、快勝とはいかなかった。シトロエン(Citroen)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)はさらに12.9秒遅れでフィニッシュした。(c)AFP