【10月6日 AFP】テニス、中国オープン(China Open 2019)は5日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-4、6-2のストレートで第16シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)に勝利し、第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)との決勝に駒を進めた。

 第5シードのビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)との熱戦を制した準々決勝から、24時間たたずにコートへ戻った大坂は、興奮してほとんど眠れなかったことを明かした。

「きのうは午前4時に寝て午前6時に起きたから、ちょうど2時間。試合のあとはあまり眠れないことが多い」「タフな試合ではアドレナリンがたくさん出ている感じがするから、特に寝付けなくなる」「睡眠時間という意味では確かにちょっとクレイジーだった」

 それでも大坂はアンドレスク戦の疲れを見せることなく、7本あったブレークのピンチをすべてしのいで84分で勝利した。

 決勝で当たるバーティについては、自身の方が挑戦者の立場だと話している。二人の直接対決はこれまでに3回あり、バーティが2勝を挙げている。

 そのバーティは6-3、3-6、7-6(9-7)で第8シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)に勝利。52本のアンフォーストエラーを犯したが、接戦を制して勝ち上がった。(c)AFP/Peter STEBBINGS