【10月6日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は5日、第7節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は1-2で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に敗れ、まさかの今季初黒星を喫した。

 4日前の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で、7-2の大勝を収めていたバイエルンだが、この日はサルギス・アダムヤン(Sargis Adamyan)に2ゴールを決められて手痛い敗戦を喫した。

 試合は53分、コランタン・トリソ(Corentin Tolisso)から元バイエルンのセバスティアン・ルディ(Sebastian Rudy)がボールを奪うと、ラストパスを受けたアダムヤンが守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)の牙城を崩し、ホッフェンハイムが順当に先制点を奪った。

 その後、バイエルンもロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の開幕から7戦連発となる今季リーグ戦11ゴール目で同点に追いついたが、試合終盤にアダムヤンに勝ち越し点を奪われた。バイエルンにとっては、リーグ戦ではほぼ1年ぶりとなる本拠地での黒星。またホームでホッフェンハイムに敗れるのは、史上初めての出来事となった。

 チームを率いるニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督は「火曜日(1日)の良い内容を続けられなかった」と認め、「後半はあまりにもミスが多く、相手に圧力をかけられなかった。ホッフェンハイムの勝利は不当ではない」とコメントした。

 バイエルンは得失点差で暫定首位を守っているものの、RBライプツィヒ(RB Leipzig)やSCフライブルク(SC Freiburg)、シャルケ04(Schalke04)、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)の上位チームとともに勝ち点14で並んでいる。

 そのため、6日にFCアウクスブルク(FC Augsburg)とのホームゲームを戦う暫定6位のボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)は、勝利すれば首位で今節を終えることができる。(c)AFP/Ryland JAMES