【10月5日 AFP】男子テニスのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は4日、オフシーズンにロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と中南米でエキシビションマッチ4試合をプレーする自身の決断について釈明した。以前、ズベレフは男子テニスのシーズンは長すぎると不満を漏らしていた。

 ズベレフはフェデラーと11月19日から同24日にかけてチリ・サンティアゴ、コロンビア・ボゴタ、メキシコ・メキシコ市、エクアドル・キトで対戦する。

 その日程は国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2019)の決勝ラウンドと重なるが、ズベレフは以前、オフの時間が必要だとして同大会には出場しない意向を示していた。

 そうした中でズベレフは「自分の休暇だ。大会に出たりするわけではないから、一日に何時間も練習することもない」「だから全く別物だ。試合をして、楽しむ。互いに勝利を目指すけど、普通とは違う」と話した。「その場所に行って楽しむ。練習で自分を追い込むわけではないんだ。別の話だよ」

 ズベレフはこの日、出場している中国オープン(China Open 2019)のシングルス準々決勝に臨み、サム・クエリー(Sam Querrey、米国)に7-6(7-3)、6-2で勝利。準決勝では第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と対戦する。(c)AFP