【10月6日 CNS】中国・パキスタン国境の難所、高所に高速道路を築いた「道路建設の英雄」たちをたたえ、両国の友好を受け継ぐ中国・パキスタン友好道路建設記念公園が9月30日、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)タシュクルガン・タジク自治県にオープンした。

 中国・パキスタン友好道路として知られるカラコルム道路は、新疆ウイグル自治区のカシュガル地区(Kashgar)から始まり、カラコルム山脈(Karakoram)、ヒンドゥークシュ(Hindu Kush)山脈、パミール高原(Pamir Mountains)、ヒマラヤ山脈(Himalayas)の西端を横断し、タジク自治県のクンジュラブ峠(Khunjerab Pass)を通り、パキスタン北部の町、ターコット(Thakot)まで達している。全長は1224キロにわたる。道路は1960~1970年代に建設され、中国とパキスタンは合同で4万人以上の人員を投入し、約700人が命を落とした。1979年に完成され、1986年に正式に開通した。

 記念公園の整備にあたりタジク自治県政府は今年5月、道路建設当時の写真や関係物品などの提供を募り、中国とパキスタンの関係者が積極的に応じた。

 記念公園には工事の犠牲者たちの名前を入れた碑も建てられ、大事業を果たした半世紀前の忘れがたき栄誉と苦難が示された。記念公園の完成は、道路建設に従事した人々の友情や奮闘、無私の精神を未来に伝えることとなり、関係者の願いをかなえる形となった。

 カラコルム道路は、2013年以降に2回の改修・拡張工事が行われ、通行量が大幅に増えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News