【10月4日 AFP】19MLBは3日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が開幕し、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)は6-0でワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)を下し、3年連続となるワールドシリーズ出場に向け好発進を切った。

 ドジャースは先発のウォーカー・ビューラー(Walker Buehler)が6回1安打無失点と好投すると、打ってはマックス・マンシー(Max Muncy)が3打点を記録し、チームの勝利に貢献した。

 ナ・リーグ地区シリーズのもう1試合では、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)が9回表に4点を挙げ、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)を7-6で下し、初戦をものにした。

 2015年以来のポストシーズン進出となったカージナルスは守備のミスが重なり、7回を終えて1-3とリードを許す苦しい展開となった。

 しかし8回表、先頭のポール・ゴールドシュミット(Paul Goldschmidt)が飛距離約135メートルの特大の一発を放つと、代打のマット・カーペンター(Matt Carpenter)が適時打を打ち、同点に追いついた。

 そして9回には、マーセル・オズナ(Marcell Ozuna)とコルテン・ウォン(Kolten Wong)が抑えのマーク・マランソン(Mark Melancon)からそれぞれ2点適時打を放ち、ついにカージナルスは7-3とリードした。

 ブレーブスは9回裏、フレディ・フリーマン(Freddie Freeman)とロナルド・アクーニャJr.(Ronald Acuna Jr.)に本塁打が生まれ1点差に迫るも、反撃は及ばなかった。(c)AFP