【10月4日 AFP】第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)の男子110メートルハードル決勝で走路妨害があったとして、5位に終わっていたスペインのオルランド・オルテガ(Orlando Ortega)に3日、銅メダルが与えられた。

 2日に行われたレースで、オルテガは自身のレーンに入ってきたジャマイカのオマー・マクリオド(Omar McLeod)を押し出さざるを得ない状況になった。

 問題の場面があった瞬間に3番手につけていたオルテガは、5位でフィニッシュした直後にスペインチームを通じて異議を申し立てると、一度は訴えを退けられていたが、3日に行った2度目の請求が認められた。

 一方、2017年大会を制したマクリオドは、最後のハードルで転倒している。

 オルテガは同日に行われた表彰式に、同じく銅メダリストのパスカル・マルティノ・ラガルド(Pascal Martinot-Lagarde、フランス)や2位に入ったロシア出身のセルゲイ・シュベンコフ(Sergey Shubenkov)、新王者に輝いた米国のグラント・ホロウェイ(Grant Holloway)と一緒に臨んだ。(c)AFP