【10月3日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は3日、プールAの試合が行われ、アイルランドが35-0でロシアを破り、プール突破へ向けて貴重なボーナスポイントを獲得した。

 アイルランドは試合開始から約90秒でロブ・カーニー(Rob Kearney)が先制トライを決めると、その後もピーター・オマホニー(Peter O'Mahony)、リース・ルドック(Rhys Ruddock)が立て続けにトライを記録し、前半だけで21-0でリードを奪い、勝敗の行方を決定づけた。

 大会初戦で太ももを痛めて前回の日本戦を欠場し、この試合で先発復帰を果たしたジョニー・セクストン(Johnny Sexton)は、前半だけのプレーで計3本のコンバージョンキックを成功させた。

 迎えた後半、アイルランドはアンドリュー・コンウェイ(Andrew Conway)のトライでボーナスポイントを獲得し、最後はギャリー・リングローズ(Garry Ringrose)がこの日チーム5本目のトライを決めた。

 W杯初優勝を目指すアイルランドは、12日のプール最終戦でサモアと対戦し、勝利すればニュージーランドか南アフリカと決勝トーナメントで激突する可能性がある。(c)AFP