【10月4日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)は3日、第2節の試合が各地で行われ、グループFのアーセナル(Arsenal)は18歳のガブリエウ・マルティネッリ(Gabriel Martinelli)の2得点などで、スタンダール・リエージュ(Standard de Liege)に4-0で勝利した。

 鮮やかなヘディングで13分に先制点を挙げたマルティネッリは、その3分後にも追加点をマークした。

 7月に加入したばかりのマルティネッリが先発を飾るのはこれが2度目であり、初めてフル出場を果たしたイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2019-20)のノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)戦でも2ゴールを決めている。

 アーセナルは22分にもジョー・ウィロック(Joe Willock)が3点目を挙げ、60分前にはマルティネッリのお膳立てからダニ・セバージョス(Dani Ceballos)が4点目をマークした。快勝を収めたアーセナルはこれで6ポイントとなり、グループFで首位を維持している。

 同組の他の試合では、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)がビトリア・ギマラエス(Vitoria Guimaraes)に1-0で勝利。2試合を終えフランクフルトとスタンダールは3ポイントで並んでいる。

 またグループLでは、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がアウェーでAZアルクマール(AZ Alkmaar)と0-0で引き分けた。

 3月以来となるアウェーでの白星を目指していたユナイテッドは、この日も攻撃の面で苦しみ、枠内シュートを1本も打つことができなかった。ユナイテッドは直近10試合のアウェーゲームで勝利できておらず、この間わずか5ゴールしか挙げられていない。

 グループHではRCDエスパニョール(RCD Espanyol)がCSKAモスクワ(CSKA Moscow)を2-0で下し、武磊(Lei Wu、ウー・レイ)は欧州カップ戦でゴールを決めた初の中国人選手となった。(c)AFP/Martyn WOOD