リバプールに2600万円の罰金処分、出場資格ない選手を起用
発信地:ロンドン/英国
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【10月3日 AFP】イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)は2日、フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2019-20)の3回戦で出場資格のない選手を起用したとして、プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に20万ポンド(約2600万円)の罰金を科した。
フットボールリーグ1(3部)のミルトン・キーンズ・ドンズFC(Milton Keynes Dons FC)に2-0で勝利した前週の試合で、リバプールのスペイン人MFペドロ・チリベジャ(Pedro Chirivella)は62分から途中出場した。
しかし、ローン移籍先のスペイン2部リーグのエストレマドゥラ(Extremadura UD)から復帰したチリベジャについて、リバプールは国際移籍証明書(ITC)の手続きを完了していなかった。
この手続きはローン終了後に行われる必要があるため、チリベジャにはリバプールの選手としてプレーする資格がなかった。
リバプールには、同大会で失格になる可能性があると伝えられていたが、結局は罰金処分が下され、うち10万ポンド(約1300万円)には執行猶予がついた。
EFLは「すべての証拠を徹底的に調べた結果、情状酌量の要素がいくつかあったため、失格処分は適切でないという結論に至った」と発表。一方、リバプールの広報担当者は、「EFLによる判断や結果、処分内容を受け入れる」と述べた。(c)AFP