【10月2日 AFP】男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2019)は2日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、7-5でワイルドカード(主催者推薦)の添田豪(Go Soeda)を下し、準々決勝進出を決めた。

 世界ランク1位のジョコビッチは、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)の棄権を余儀なくされた肩の負傷の影響もなかったと話した。2020年東京五輪の会場となる有明コロシアム(Ariake Coliseum)での次戦でジョコビッチは、第5シードのリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)と西岡良仁(Yoshihito Nishioka)の勝者と対戦する。

 第2セット終盤まで勝利に向けて快調に飛ばしていたジョコビッチだったが、35歳の添田が粘り強い戦いを見せるとファーストサービスでミスを犯し始めるようになり、ゲームカウント5-4から追い付かれた。

 それでもジョコビッチは調子を取り戻し、最後は1ポイントも与えることなく2ゲームを連取して試合を締めくくった。

 ジョコビッチは「もちろん2(セット)で終えられてうれしい。素晴らしい試合をし、懸命に戦い、勝つために頑張らせられた。添田豪を称賛しなくてはいけない」と語った。

「本当に満足だ。1回戦よりもさらに高いレベルでのプレーだったのではないか。良い方向に進んでいると思う」「3日連続で試合をしたけれど、すべて順調だ」

 一方、第3シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)は1-6、7-6(10-8)、6-0でパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)を逆転で退け、1回戦突破を決めている。(c)AFP