【10月3日 Xinhua News】中国のモバイル決済サービス大手「支付宝(アリペイ、Alipay)」はこのほど、アリペイとスマートフォンアプリ「支付宝銭包(アリペイ・ウォレット)」のグローバルパートナーを利用するユーザー数が6月時点で12億人を超えたと明らかにした。アリペイは1月に世界のユーザー数が10億人を突破したと発表しており、半年で20%の成長を果たした。

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 アリペイは世界中の現地の提携パートナーに技術提供などをして、現地の状況に応じた九つの現地版「アリペイ」を打ち出している。

 アリペイを運営する螞蟻金服(アント・フィナンシャル、Ant Financial)の井賢棟(Eric Jing)董事長によると、6月末時点で、決済、資産管理、小口貸し付け、保険、クレジットを含む同社のサービスのうち、中国のアリペイユーザーの10人中8人は3種類以上、うち4人が5種類のサービスを利用しているという。(c)Xinhua News/AFPBB News