【10月4日 CNS】中国・四川省(Sichuan)眉山市(Meishan)にテーマパーク「レゴランド(LEGOLAND)」が建設されることになった。9月27日の「天府レゴランド」記者会見で発表された。上海ディズニーランド(Shanghai Disneyland)、北京ユニバーサルスタジオ(Universal Studios Beijing)に続き、中国で3番目の国際的でハイレベルなテーマパークとなる。

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「天府レゴランド」は天府新区(Tianfu New Area)の眉山区域に位置し、国際的基準に準拠すると同時に、四川の特色ある文化的要素を織り込む予定だ。多種のテーマのアトラクションとクラシックな模型やリゾート施設、ホテル群などが含まれる。毎年、数百万人の観客がこの地を訪れ、文化観光産業の発展を促進することが期待される。

 計画では、2023年に完成し、第1期にはレゴランド・テーマのホテルを2か所、500室が開業する予定。このプロジェクトでは、中国の西部地区の国際的テーマパークの空白を埋めることが期待されている。

「レゴランド」の唯一の運営権所有者である英国マーリン・エンターテイメンツ(Merlin Entertainments Group)はディズニーランドに次ぐ世界で、第2位のアトラクション運営企業だ。「レゴランド」は現在、英ウィンザー(Windsor)、米フロリダ州とカリフォルニア州、日本など8か所にある。(c)CNS/JCM/AFPBB News