【10月3日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2019)は2日、準決勝の第1戦が行われ、ファブリシオ(Fabricio dos Santos Messias)と関根貴大(Takahiro Sekine)がミドルシュートを沈めた浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)が、2-0で広州恒大(Guangzhou Evergrande FC、中国)に先勝した。

 アジア屈指のクラブが激突した一戦で、レッズは19分にファブリシオが約27メートルの距離から右足を振り抜くと、ボールは広州のGK曾誠(Cheng Zeng、ゼン・チェン)に触れることなくゴール右上に突き刺さった。

 さらにレッズは75分、関根が同じ距離から放ったシュートがゴール左隅を捉え、3万人を超える観客が訪れた埼玉スタジアム2002(Saitama Stadium 2002)は歓喜に包まれた。

 レッズと広州は過去6大会で合わせて3度優勝している。広州は2013年と2015年に、レッズは2017年に2007年以来の栄冠に輝いた。準決勝第2戦は10月23日に行われる。

 1日に行われたもう一方の準決勝第1戦では、アル・ヒラル(Al Hilal、サウジアラビア)がシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督が率いるアル・サード(Al-Sadd、カタール)に4-1で勝利し、決勝進出に近づいている。(c)AFP