【10月2日 AFP】(更新、写真追加)韓国軍合同参謀本部(JCS)は2日、北朝鮮が日本海に向けて潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられるミサイルを発射したと明らかにした。

【動く図解】北朝鮮の弾道ミサイルの推定射程

 菅義偉(Yoshihide Suga)官房長官は同日朝、報道陣に対し、午前7時10分ごろ北朝鮮東岸から飛翔(ひしょう)体2発が発射され、うち1発が日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられると発表した。

 JCSによると、発射されたミサイルは北朝鮮が開発中のSLBM「北極星」とみられる。

 北朝鮮は1日、米国との間で核をめぐる実務者協議を5日に行うと発表したばかり。北朝鮮はこのところミサイルなどの試射を繰り返しており、先月には「超大型多連装ロケット砲」の試射を行っていた。

 安倍晋三(Shinzo Abe)首相は発射を受け、記者団に対し「弾道ミサイルの発射は国連決議違反であり、厳重に抗議し、強く非難する」と述べた。(c)AFP