【10月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は1日、グループB第2節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はサージ・ナブリー(Serge Gnabry)が後半だけで4ゴールを記録するなどし、アウェーでトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を7-2で下した。

 ドイツ王者バイエルンは、孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)にゴールを決められ早々にリードを許したが、そこからギアを上げると、決定機で非情なまでの力を見せてトッテナムを崩壊させた。

 マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督が率いるトッテナムも、ハリー・ケイン(Harry Kane)のPKでスコアを2-4とし、一時は望みをつないだが、結局は11本の枠内シュートで7点を奪ったバイエルンの圧倒的決定力の前に屈した。

 バイエルンのニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督は、「バイエルン・ミュンヘンとドイツサッカー界にとって素晴らしい一夜になった」「イングランドでこのようなプレーを見せられることはなかなかない」とコメント。さらに、好パフォーマンスを見せたGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)と、「信じられないような」ナブリーを称賛した上で、「相手の監督に同情する」と続けた。

 一方、前回のファイナリストとして今大会に臨んでいるトッテナムだが、チャンピオンズリーグでは昨シーズンもスタートダッシュに失敗しており、最初の3試合でわずか1ポイントしか挙げられなかった。

 しかし、今季のトッテナムは開幕から説得力のないパフォーマンスを露呈しており、この日も新スタジアムで屈辱を味わったことで、ポチェッティーノ監督はチームを立て直すという大きな課題に直面している。

 前半終了間際というタイミングに2失点目を喫したことが大きな打撃になったと話したポチェッティーノ監督は、チームに団結するよう呼びかけ、「最も重要なのは冷静でい続けること。急いで分析や判断、評価をしてはいけない」と語った。

「自分たちのクオリティーを堂々と示す必要がある」「この現実にプロらしく向き合わねばならない。こうした状況では自分のクオリティーや強さを示す必要がある」

 2-7という結果は、イングランドのチームが欧州カップ戦のホームゲームで喫した最大得点差の黒星となった。

 同組のもう一方の試合では、レッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)がオリンピアコス(Olympiacos)に3-1で勝利。

 この結果、2連勝となったバイエルンがグループBの首位をキープした一方、初戦で2点のリードを守りきれなかったトッテナムは勝ち点1のままとなったが、2位レッドスターとはわずか2ポイント差となっている。(c)AFP/John WEAVER