【10月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は1日、グループA第2節が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はホームで2点のリードを許すも、終盤にカゼミーロ(Casemiro)がヘディングを決めてクラブ・ブルージュ(Club Brugge)と2-2で引き分けた。

 レアルは前半、エマニュエル・デニス(Emmanuel Dennis)に2ゴールを許し、後半開始直後には3点目を決められそうになった。

 しかし、前半はデニスをはじめとして見事なプレーを見せたブルージュに苦戦を強いられたレアルだったが、後半に入ると逆襲。セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が1点を返すと、ルート・フォルマー(Ruud Vormer)の退場によって数的優位となり、85分にはカゼミーロが劇的な同点弾をマークした。

 レアルを率いるジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、「後半の内容を覚え、前半のことは忘れたい」「笑ってしまうほどばかげた失点だった」とコメントした。

 一方、ブルージュのフィリップ・クレモン(Philippe Clement)監督は、「歴史に残る試合になった。勝ち点を挙げられたことも、選手たちが見せたパフォーマンスも歴史的」と話した。

 同組のもう一方の試合では、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)がネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を欠きながらも、マウロ・イカルディ(Mauro Icardi)のゴールでガラタサライ(Galatasaray)に1-0で勝利。

 敵地で白星を挙げたPSGがグループAの首位をキープした一方、レアルはこれが初の勝ち点となった。(c)AFP/Thomas ALLNUTT