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【10月3日 Xinhua News】小麦粉を水で溶いた生地を自動で鉄板に乗せ、伸ばし、畳み、油を塗る。中国・山東省(Shandong)寧陽県(Ningyang)東荘鎮(Dongzhuang)南山陰村(Nanshanyin)は「煎餅(中国式クレープ)村」として広く知られ、村の多くの家庭が煎餅加工業に携わっている。近年、村民は全自動煎餅機で作るようになり、生産効率が大幅に向上している。また、ライブ配信プラットフォームで全工程を配信することで、顧客を増やし、売り上げ増加につなげている。

 同村は2018年、煎餅生産合作社(協同組合)を設立。村の大手メーカーと共同で市場を拡大し、ブランドを立ち上げた。村では現在、毎日5トン以上の煎餅が販売されており、小さな煎餅が村民に富をもたらしている。(c)Xinhua News/AFPBB News