【9月30日 AFP】フランスは30日、先週死去したジャック・シラク(Jacques Chirac)元大統領の国喪の日を迎えた。ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領ら世界各国の首脳も首都パリを訪れ、シラク氏に最後の別れを告げた。

 同市のサンシュルピス教会(Saint-Sulpice Church)で執り行われた葬儀には、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領に加え、プーチン氏をはじめとする各国首脳らも参列した。前日の29日には、シラク氏のひつぎの前に市民7000人が列をつくった。

 有力政治家としてのキャリアは40年に及び、最後は1995~2007年の12年間、大統領を務めたシラク氏は、26日に86歳で死去。以後、同氏への弔意が途切れることなく寄せられている。(c)AFP/Stuart WILLIAMS and Clare BYRNE