【9月30日 AFP】男子テニス、珠海選手権(Zhuhai Championships 2019)は29日、シングルス決勝が行われ、大会第7シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)が7-6(7-4)、6-4でアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を下し、今季3個目のタイトルを獲得した。

 躍進のシーズンを送っている20歳のデミノーは大会を通して好調を維持。2回戦で元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を破ると、この日は第2セット第10ゲームでブレークを奪い、約2時間で勝利をつかんだ。

 シドニー国際(2019 Sydney International)、アトランタ・オープン(BB&T Atlanta Open 2019)に続く優勝を果たした世界ランキング31位のデミノーは試合後、メンタル面での取り組みを強化していることを明かした。

「技術面や体力面と同じくらいメンタルを鍛えている。カウンセラーをつけて毎日話をしていることが、とても役立っている」「テニスは非常にタフなスポーツ。コート上では一人だし、さまざまなプレッシャーや期待に対応しないといけない」「だから、そういった人をチームに入れて頭をクリアにし、メンタル面を強化するというのは、大きな変化になっている」 (c)AFP